2006年4月のありがとう
異次元ジャンプ

 最近思い返すことがあるのです。
 『単なる量的拡大は、質的成長を伴わない』です。従って量的拡大が止まれば質を疑うべきなのです。
 平成17年度はほぼ昨年どおり。だから私たちは、今年の重点では量(売上高・・・)の追求より、まず質(仕事の質、文化の質・・・)の発展にこそ活路を見出すべきなのです。
 その上で、質を量への転化に結びつけるように、心がけるべきだと思っているのです。

 しかしこの質というものは、現状の延長線上にはないということです。
 つまり立体交差のように三次元空間を作り出す必要があるのです。質を上げる為には、今とちがう異次元ジャンプをしなければならないのです。

 このことは私にとって最も必要なことであるとともに、皆さんにとっても必要なことです。
 例えば昨日のままの自分を引きずっている人と、いつも新しい何かを創り出している人がいたとしたら、皆さんはどちらに魅力を感じますか?当然後者でしょう。

 こうした意味において質の高い仕事とは、人を魅力的にするのです。
 そうです!学び続け質の高いいい仕事をし、利益の増殖に努めてください。そのことがあなたも魅力的になり、星の降るほど相手に恵まれることになります。
 そしてわが社もハッピーなのです。
 新年度も頑張りましょう。

井上 健雄