2007年初のありがとう
私たちの仕事について
  ― 来れプロフェッショナルたち ―

 屠蘇気分も抜けないのに、1月のありがとうの日がやってきた。

 年初からマスコミ各社、TV、雑誌等あげていろんな予測が目白押しであった。
 それらの中で、今後成長著しい国としてポストBRICsが大きな話題になっていた。
 勿論ブラジル、ロシア、インド、中国などもまだ伸び盛りであるが、この次有望なのはネクスト・イレブンというらしい。バングラデシュ、エジプト、インドネシア、イラン、韓国、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナム。
 もう一方、TIPsもある。タイ、インドネシア、フィリピン。私はニカラグア、ニュージーランドも面白いと思うのだが…
 先進国もついこの間までアメリカ、日本などに脚光が当たっていたが、最近では北欧の国々の成長性、競争力強化に目を見張るものがある。

 当たり前のことだが、時代が変わってきている。赤の女王仮説のように、同じ場所に留まりたいのであれば全力で走らねばならないのである。
 と同様に、私たちも同じところに留まる為には全力で走らねばならないということです。これはそのように思いますが、私たちのとるべき考え方ではありません。
 立つ位置、場所、新ストラクチャーを創造することが、全力で走る以上の効果となります。大きく新しいフレームを創造することは、瞬速移動とも呼べるものになります。
 移動したものの、そこに市場(マーケット)があるかは分かりません。しかしそれは苦にしません。なければマーケットを創れば良いことですから…

 私たちの仕事は智的リソース(人材)を中心に拡大します。こうした意味において、今の仕事はほんの一部かもしれません。
 ASUNAROの気分を共有した人たちと『新』チャレンジする、これが私たちの仕事に対する心延(ば)えなんですから…

(参考) 明日(檜に)なろう
A: Aggressive Vision 挑戦的な夢
S: Super Structure 統合的な新構造
U: Ultra Execution 超実行
N: Nice Leadership 魂を揺さぶる感応力
A: Attitude toward Learning 学び続ける姿勢
R: Respect for Stakeholders 全ての利害関係者への尊敬
O: Open-minded 受け入れる心
井上 健雄