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現場からの創造 |
「世の中どんどん賢くなってきている」 −A−
「世の中どんどん馬鹿になってきている」−B−
という二説がある。皆さんはどちらの説に賛成でしょうか?
これは考え方次第だが、私はAだと思いたいし、世界的にもその方向にあると信じ、日々仕事に邁進している。
一人ひとりが、ダーウィン等先人・偉人の肩にのり、ず〜っと長期的で、広いスパンで、物事を考え見ていると思う。
悲観的な見方はあるし、未来はもっともっと悲惨かもしれない。
しかし太陽は明日も昇るし、道路上には車が走り続ける。どんな状況でもビジネスは進み、日々勝者と敗者を産み出し続ける。
世の中はバブルに踊り、信用収縮で路頭に迷うのである。
ビジネスは複雑で移ろいやすく、読めない動乱の中にいる。
しかしこれをチャンスに満ちていると表現できなくもない。
この時代を魅力的なものにする為には、自らが新しいことを創り、慣行を変えることである。
とは言えこのマーケットは、高度な戦略論や目から鼻に抜けるコンサルタントとの会話から生まれるものとは思わない。
このマーケットは現場にある。
お客様と話し、叱られ、相談され、パソコンを駆使し、仲間と纏め絞りだす叡智にこそ、未来があるのだ。
やはり賢く、日々新しい仕事を創り出すことが、私たちに豊かな未来を持って来てくれるのである。
20年度の執務もこの3月末日で終わり、新しい年度が始まる。
今年度もグッド・ジョブありがとう。
来年度はグレート・ジョブを創造してほしい。
もう一度、今年度の奮闘にありがとうと言いたい。
井上 健雄
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