フィランスロピー研究所 今月のありがとう
フィランスロピー研究所
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2012年9月のありがとう
イメージ画像 風の音とビジネスモデル

秋風起こりて白雲飛び
草木黄ばみ落ちて
雁南に帰る
…              武帝

 一つの季節(時代)が去り、次の季節が来る時こそ、イマジネーションを膨らませるに絶好の時です。
 藤原敏行さんは、…目にはさやかに見えねども…
 秋を風の音で知らされたと驚いています。
 私たちの生き方・仕事・夢にとって、変り目は、そっとやってきます。

 オリンピックの走り高跳びの金メダルの記録があります。

1908年ハリー・ポーターは1.905mをはさみ跳びで
1932年ダンカン・マクノートンは1.97mをウェスタン・ロールで
1964年ワレリー・ブルメルは2.18mをベリー・ロールで
1968年ディック・フォスベリーは2.24mを彼独自の背面跳びで記録
〜 この跳び型は、今までにない異次元ジャンプでもあった。
これより背面跳び全盛である 〜
1996年チャールズ・オースチンが2.39mで金メダルを獲得

 走り高跳びの記録は、ビジネスモデル毎に非線形に変化している。
 古いタイプでベストプラクティスを生み出した者は、変化への適応力を欠き、記録を創れなかった。
 新しいプラクティスを創造したイノベーターのみが、成功を収めている。

 新機軸は、見えない人には見えないものである。
 しかし、「新発見は、そこに勇気と志を持ち行動する人に訪れる僥倖」だと私は考える。
 冒頭の武帝の季節観や敏行さんの『風の音にぞ驚かれぬる』の感覚が必要なんです。
 みなさん。つかまえましたか、変化の兆しを。
 さぁ私たち、イー・ビーイングの新しいビジネスモデルを創ろう!
 今月も暑い中、いろいろ頑張ってくれてありがとう。

井上 健雄

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