フィランスロピー研究所 今月のありがとう
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2015年1月のありがとう
イメージ画像 これからの生き方

 ある程度の年になると(人により還暦や古稀であったり米寿といろいろ…)、長生きのコツなる信言に魅かれる。
 岸信介元首相は、「ころぶな」「風邪ひくな」「義理をかけ」と言った。
 彼は、満90才まで生きたのだから、それなりに意義があるだろう。

 私はこういう風には、考えない。
 好きな考え方。

一、招待には足を運べ(Never pass an invitation)
一、どんどん人をもてなせ(Entertain a lot)
一、いつも恋せよ(By all means fall in love)

 これは人生を楽しんでいる、エイジング大国アメリカのリズ・カーペンター(当時、ジョンソン大統領の第一秘書)という女性の言である。
 この二つを並べて見ると、なんか日本とアメリカの生き方の違いを見るようである。
 同様に日本の青年は、諸外国に比べ、現在の生き方や満足度、将来への希望などの調査によると、先進国最低である。
 この最低の満足レベルから、日本が世界に突出すべき可能性は見えない。
 せめて成熟した体力、智力、意思力ある人間が、どんどん出かけ、人をもてなし、恋(仕事、生活、夢…)して青年の範たるべきである。

井上 健雄

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