2006年5月のありがとう
今月のありがとう

 私が理事長をしているNPO法人イー・ビーイングで、5月18日(木)にLand-Eco土壌第三者評価委員会発足記念シンポジウムを開催した。

 主催者が驚くのも不思議なことであるが、このLand-Eco発足記念シンポジウム(開催前・後)について、マスコミからも大変注目され、天下の讀賣新聞には二頁使いでカラーで紹介されたし、日刊工業新聞においては産業春秋のコラムで紹介された。また業界誌の建通新聞においては、一頁を使いLand-Ecoの詳しいシステム図まで掲載された。これ以外にも、環境新聞などにおいてLand-Eco発足記念シンポジウムの紹介を戴いている。

 これは偏に土壌の安全・安心について意識が高まっている証左である。
 普段はビジネスマンや学識経験者を中心とする会場に、消費者団体の女性役員の方々の多数の参加を得たのである。
 150名の定員のところ、200名近くが参加されると言う大盛況だった。

 この行事の為に、わがパートナーたちに日夜激務を熟(こな)して戴いたことを深く感謝したい。
 こういう何かをする時は、普段起こらない出来事も重なり、最後は体力勝負になるものである。

 こうした時、私がいつも自分にも言い聞かせている言葉を紹介する。
 嘗て女性テニスプレーヤーとして名声を恣(ほしいまま)にしたナブラ・チロワは、「最高のプロフェッショナルというものは、追い込まれた時、また最悪のコンディションの時に自分の最高のショットを打てる人だ」と言った。

 つまりこうだ。
 体調がベストで余裕がある時に「良い仕事」ができるのは当たり前。体調が悪くても仕事が重なっていても、それぞれの仕事にベストショットを打つのがプロという者だということだろう。

 こんな意味において、わがチームはビッグイベント毎に一皮ずつむけて、大きく羽撃く最高のチームと確信したのである。

 今期はこうしたビッグイベントをあと5本位抱えることになるだろう!どんどんベストショットを磨こうではないか!
 君たちの成長のため、わがチームの成長のために!

井上 健雄