●書籍紹介 |
「ザ・キャッシュマシーン」 リチャード・クラフォルツ、アレックス・クラーマン ダイヤモンド社(2005) あの有名な『ザ・ゴール』シリーズの一巻である。私の紹介する本にしては珍しく、少しハウツー的な要素をもっている。 小説仕立てのビジネス成功物語である。主人公のロジャー・ミルトンが営業本部長への着任、そしてCEO・社長へ出世する話である。 その武器としてTOC(Theory of Constraints = 制約条件の理論)を使い、問題解決をしていく。 面白い言葉:じょうご ボトルネックは1回に1つ ABPタイム(Aggressive but Possible) |
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「『壊れ窓理論』の経済学」 マイケル・レヴィン 光文社(2006) 「犯罪学が解き明かすビジネスの黄金率」この副題が物語るように、「壊れ窓」をすぐ直すという小さなことをやることが、大きな成功に導くことを説いている。 この本を読むと、あの「神は細部に宿る」を思い出します。 例も面白い。ヤンキース球団の「ひげ禁止令」、Kマートを破綻に追い込んだ「傲慢の壊れ窓」を読むと、日本のどこかのスーパーもそうかなと思ったりもします。 最後の「ビジネスの壊れ窓」の誓約書は、会社で使えますよ!! |
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