●書籍紹介 |
「『非まじめ』のすすめ」 森 政弘 著 講談社 1984年 「温故知新」そんな本を紹介する。 昔、読んだ良書を再読する。これ、昔の親友に再会したような感慨を覚える。 二つの形容詞で表現すれば、「全然」「深い」になります。当時は全然読み込めてなかったなぁとか、ずいぶん深い考え方だったなぁと、新しい本以上の感動がありました。 もう20年前に読んだものである。二昔も三昔にもなるが、新しいのです。 「非」とは、不やNOTではありません。超にあたるものです。 難しい概念で、私なりに解釈すると、非とは、悪人に会っても避けたり牢屋に入れたりせずに、善人に変える考え方だと思います。 つまり、人を刺し殺すドスを手術に使えばメスとなるように、「転」ずることに新しい解決や価値を創出することだと思います。 今回、感動したフレーズを一節紹介します。 『丈夫な物、壊れない物を使って知らぬ間に壊れていったのは人間自身のほうだ。』 この「非」を理解するには、冒頭の一冊では足りません。 ●続「非まじめ」のすすめ ●「非まじめ」対談 ●「非まじめ」思考法 を追加します。講談社文庫で出ていました。 |
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